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akihiro_book_club

『変な家』雨穴、読了。
人を呪わば雨穴あり

ある屋敷の間取りから見えてきた恐ろしい真相…
面白すぎてイッキ読みしました!
YouTubeの動画から始まった館ホラーミステリー。

ーーー

知人が購入を検討している都内の中古一軒家。
その家には、どこか違和感がある間取りが…
謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋ーー
一体、この意図不明の設計には、どんな意味があるのか?
その謎をたどった先に見た、驚愕の「事実」とは!?

ーーー

ーーきっかけは、雨穴さんの動画からでした。

最近、話題になっているので、
ふと気になって動画を見てみたら、
面白くて、雨穴さんの動画にドップリハマってしまい、
続きが気になりすぎて次の日には本書を購入していました笑

買って読んでみると、みるみるうちに引き込まれ、
2時間ほどで読了。

動画はほんのプロローグにすぎず、
本書の4分の1程度くらいの内容。
残りの4分の3くらいが驚きの読ませ力と推理の連続で
ページをめくる手が止まりませんでした。

なんと本書だけで、
3種類の屋敷が登場し、
それぞれに謎解きが展開されるという、贅沢な構成。

栗原さんという、やたらミステリ・ホラー関連に詳しい不動産業者(そして安楽椅子探偵役)も登場し、
(動画ではボイスチェンジャーのこわ〜い声なんですが、
思いのほか常識人かつ物腰が丁寧)
論理的な推理が展開されるさまは、とても気持ちよく、
雨穴さんがイイあいづちを打ちます。

館好き・間取り好き・ホラー好き・ミステリ好き・オカルト好き…
いろんな人に進められる、本書。
新しい小説・創作の形を見せつけられたようで、
雨穴さんの今後に期待。

ところで話は変わって、
「雨穴」さんという名前。
これは「漢字の部首」ですよね。

「雨かんむり」「穴かんむり」という部首がありますが、
もしかして、
「何かの熟語のかんむり部分を取ったつけた」名前なのでは…

とすると…

ここからはネタバレ感想になります。
未読の方はご注意ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

順を追って振り返ります。

●第一の屋敷
こちらは「子供部屋がすべての窓から直接見れない構造になっている」
という部分にゾッとしましたね。

風呂場→子供部屋へのルートに
例の謎の空間を使用するという、
立体的なトリック、
そこから子供部屋→車庫へのルートへと推理を進めるという
理路整然とした推理に驚かされます。

●第二の屋敷
こちらも同様の「謎の空間へのルート」と同時に、
「増築された三角形の部屋」の推理があまりにも見事。
まさか夫婦の間に子供が生まれていたとは…
太陽いっぱいの部屋と窓のない部屋という格差も印象的です。

そこから論理展開されて庭の空き地部分に、
地下空間があったという推理も妥当ですね。

●第三の屋敷
最後に今度「左右対称の日本家屋。
こちら、離れを改造しているということで、通常の日本家屋とは全然違う方式の造りになっているかと思ったら…

その実…新興宗教が関係していたんですね。
やや祖母の「隣の部屋から〜」という失言はあまりに致命的なミスだと思いますが、
そこから見えてきた「左手供養」という怪しげな民間信仰が、
まさに横溝正史のような家系図ミステリー、
そして三津田信三さんのような因習ホラーへと様変わりする様子がゾゾっとして、とてもよかったです。

お菓子のような感覚で読んでいたら、
バッチリ主食級の読み応え。
これは猛烈にオススメ!

#変な家#雨穴#ミステリ#ミステリ小説#ホラー小説#間取り#ホラー#間取りミステリ#呪術#オカルト#ミステリー#家系図#小説#本#読書#読書好き#本好き#読書好きと繋がりたい#読書好きな人とつながりたい#読書好きな人と繋がりたい#本好きな人とつながりたい

みんなのヒトコト

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ヒトコトとは?

『変な家』雨穴、読了。 人を呪わば雨穴あり ある屋敷の間取りから見えてきた恐ろしい真相… 面白すぎてイッキ読みしました! YouTubeの動画から始まった館ホラーミステリー。 ーーー 知人が購入を検討している都内の中古一軒家。 その家には、どこか違和感がある間取りが… 謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋ーー 一体、この意図不明の設計には、どんな意味があるのか? その謎をたどった先に見た、驚愕の「事実」とは!? ーーー ーーきっかけは、雨穴さんの動画からでした。 最近、話題になっているので、 ふと気になって動画を見てみたら、 面白くて、雨穴さんの動画にドップリハマってしまい、 続きが気になりすぎて次の日には本書を購入していました笑 買って読んでみると、みるみるうちに引き込まれ、 2時間ほどで読了。 動画はほんのプロローグにすぎず、 本書の4分の1程度くらいの内容。 残りの4分の3くらいが驚きの読ませ力と推理の連続で ページをめくる手が止まりませんでした。 なんと本書だけで、 3種類の屋敷が登場し、 それぞれに謎解きが展開されるという、贅沢な構成。 栗原さんという、やたらミステリ・ホラー関連に詳しい不動産業者(そして安楽椅子探偵役)も登場し、 (動画ではボイスチェンジャーのこわ〜い声なんですが、 思いのほか常識人かつ物腰が丁寧) 論理的な推理が展開されるさまは、とても気持ちよく、 雨穴さんがイイあいづちを打ちます。 館好き・間取り好き・ホラー好き・ミステリ好き・オカルト好き… いろんな人に進められる、本書。 新しい小説・創作の形を見せつけられたようで、 雨穴さんの今後に期待。 ところで話は変わって、 「雨穴」さんという名前。 これは「漢字の部首」ですよね。 「雨かんむり」「穴かんむり」という部首がありますが、 もしかして、 「何かの熟語のかんむり部分を取ったつけた」名前なのでは… とすると… ここからはネタバレ感想になります。 未読の方はご注意ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 順を追って振り返ります。 ●第一の屋敷 こちらは「子供部屋がすべての窓から直接見れない構造になっている」 という部分にゾッとしましたね。 風呂場→子供部屋へのルートに 例の謎の空間を使用するという、 立体的なトリック、 そこから子供部屋→車庫へのルートへと推理を進めるという 理路整然とした推理に驚かされます。 ●第二の屋敷 こちらも同様の「謎の空間へのルート」と同時に、 「増築された三角形の部屋」の推理があまりにも見事。 まさか夫婦の間に子供が生まれていたとは… 太陽いっぱいの部屋と窓のない部屋という格差も印象的です。 そこから論理展開されて庭の空き地部分に、 地下空間があったという推理も妥当ですね。 ●第三の屋敷 最後に今度「左右対称の日本家屋。 こちら、離れを改造しているということで、通常の日本家屋とは全然違う方式の造りになっているかと思ったら… その実…新興宗教が関係していたんですね。 やや祖母の「隣の部屋から〜」という失言はあまりに致命的なミスだと思いますが、 そこから見えてきた「左手供養」という怪しげな民間信仰が、 まさに横溝正史のような家系図ミステリー、 そして三津田信三さんのような因習ホラーへと様変わりする様子がゾゾっとして、とてもよかったです。 お菓子のような感覚で読んでいたら、 バッチリ主食級の読み応え。 これは猛烈にオススメ! #変な家#雨穴#ミステリ#ミステリ小説#ホラー小説#間取り#ホラー#間取りミステリ#呪術#オカルト#ミステリー#家系図#小説#本#読書#読書好き#本好き#読書好きと繋がりたい#読書好きな人とつながりたい#読書好きな人と繋がりたい#本好きな人とつながりたい

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